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先日懇意にさせていただいている不動産業者さんから仕入コスト安くならない?と相談を受けました。
不動産登記をよく教えてもらっている師匠的な同期の司法書士(私は全く別業種からこの業界に入ったので、実際の法務局の取り扱いなどを聞いています)に新・中間省略登記の話を聞いて、いつか必要になるかもしれないと書籍だけ購入してそのままになっていました。

中間省略登記というのは不動産を順次A→B→Cと売却した場合、本来、不動産の名義をA→B→Cとしないといけないのですが、Bをすっ飛ばしてA→Cへ直接名義を変える手法です。昔は多様されていたようですが、今はできなくなりました。

現状3分の1程度読みました。私の雑感は、とても素晴らしい手法だと思います。
この書籍のアマゾンなどのレビューで、業者の仕入れが安くなるだけで購入者には何のメリットもないという意見が見られましたが、私は全く逆だと思います。『国の税収が減るだけで皆さんが得をする。』というのが私の感想です。
その理由は、①仕入コストが安くなれば、いままでより多少は高い金額で仕入ができる。→売主さんにメリット
        ②仕入コストが下がるので、値下げ余地も上がる。→買主さんにメリット
です。

ただ、このメリットは目に見えないし、体感は感じられないかもしれませんが経済活性化という観点からも中間省略登記が禁止されていたにも関わらす、この手法を政府が承認したのも頷けます。
結果として経済が活性化すれば結果として税収も増えるので誰も損しないと思います。

ただ一つ問題があります。まずそんなことはないのでしょうけど、理論的には2重譲渡が出来てしまうという点です。
まだ残りの3分の2を読破していないので、読めば解決しているかもしれません。
がんばって今日中に読みます。



大阪市西成区橘3-2-15
御木司法書士事務所
06-6659-8066

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