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昨日、大阪家庭裁判所から審判書が届きました。
前任の後見人といいますか、禁治産者の時代から就任されていた被後見人の妹さんが２年前に亡くなられてその後任で私がリーガルサポートの推薦を受けて就任することになりました。

少なくとも１年間の支払いが滞っているので就任後は忙しいです。
今回は後任の後見人の候補者も親族がなる予定で申立していた事案ですが、昨今の親族後見人の本人の資産流用が専門職後見人に比べると多いということで選ばれるケースがかなり少なくなっているとのこと。

成年後見は、仕事量の割に報酬が少ないので敬遠される司法書士の先生方も多いようです。実際無報酬でやっておられる弁護士、司法書士の先生方もおられるぐらいで、最初の数年間は所属する団体の基金から最低報酬が出たりしますがそれ以降は無償となります。

これからさらに高齢化社会が進んでいくので今後、この報酬を誰が支払うのかという問題が出てくるかもしれません。聞くところによると自治体によっては自治体が負担してくれるところもあるようです。

毎年のように法制度が変更になるので、ちょっと油断すると取り残されてしまいます。来年は大きなところで家事事件手続法が改正されるのでまた勉強しないといけません。


大阪市西成区橘３－２－１５
御木司法書士事務所
06-6659-8066

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